Tabinaka AI

🗾日本の観光案内をもっとわかりやすく、魅力的に

Tabinaka AIは、旅ナカラボ合同会社が独自開発した観光案内の日本語をAIでわかりやすくリライトするエンジンです。


昭和100年の観光案内、読めていますか?

観光地の説明文が「むずかしい」「わかりにくい」と感じたことはありませんか?

  • 🧑‍💼 昔の元号で説明されても、いつのことなのかピンとこない、鎌倉時代とはどんな時代か説明できない
  • 🧒 漢字ばかりで読めなくて困っているこども、フリガナのない難読漢字にあきらめている
  • 🌍 日本の文化や歴史を知らない外国人旅行者、その地名はどこかわからない、地元の人しか知らない
  • 📚 地元にとって当たり前の地域の歴史や地元の有名人だけど、観光客にはわかりやすく説明してほしい

実は、そこには40年以上前に書かれた昭和の文章が、今もそのまま使われているケースが多いのです。

たとえば、神社仏閣をはじめとするスポットの案内看板は、観光客を受け入れ始めた時のまま、数十年間もそのままになっております。案内表示ができた時ですら、おそらくその意味を理解できる人は少なかったかもしれませんが、江戸時代、戦国時代、鎌倉時代といった日本独自の時代表現や文永、弘安、応仁、寛永、元禄といった元号など、聞いたことはあるけど、説明ができない言葉に満ちています(笑)よほどの歴史好きでなければ理解できないのではないでしょうか?また、地域でのあるあるですが、地元の人には町の名前やエリアの名前が常識として通じるのですが、観光客からすると皆目見当がつかないことはよくあります。

そのように歴史や文化、地域特性などの配慮なしで書かれている案内表示はとても分かりにくいものであり、大人でも理解できないわけですから、当然子どもにもわかりませんし、インバウンドの外国人にはもっと理解しがたいものであることは明白ですよね。


昭和の文章が抱える課題・・・機械翻訳で直訳してしまう悲劇

現代に生きる我々にとってもはや死語に近い文章や単語が並ぶ「昭和の時代に書かれた文章」がとても分かりにくいということは、よくご理解いただけると思います。

そこにはもうひとつの大きな問題が潜んでいるのです。AIが進化しているとはいえ、日本人が読んでもわからない日本語をそのまま外国語に機械翻訳するともっとわからないという問題です。機械が翻訳してくれるから何とかそれなりに理解してくれるだろうという期待のもと、日本語で作ったサイトを機械翻訳のシステムを利用して表示するのは、ローコストで、短期間に導入できることから多くの観光情報サイトで利用されるようになりました。しかしながら、機械翻訳をした後の外国語表現をチェックしてみると単に直訳されて意味が通じないだけでなく、人の名前や施設名称などの誤訳が結構多いことに気づかされます。

海外サイトを日本語で機械翻訳して読んでみると、いろいろなところに誤った表現を見つけると思いますが、まさしくその逆が、日本に来たインバウンド客に表示されているということです。

問題点内容
🧓 古い文体文語調・冗長な表現で現代読者に馴染まない
📢 魅力訴求不足観光プロモーション視点がなく、事実の羅列に終始
📚 難解な専門用語一般読者や外国人には理解しづらい、直訳では無理
🌍 多様性への非対応世代・国籍・文化的背景を考慮していない
🔍 誤訳の原因わかりにくい日本語をそのまま機械翻訳してしまう

Tabinaka AIとは?

「Tabinaka AI」は、昭和の観光案内文を現代の読者に合わせてリライトするAIエンジンです。
ただの文章変換ではなく、「誰に、どのように伝えるか」を軸に、観光地の魅力を最大限に引き出します。

そして、わかりやすくリライトした日本語だからこそ、機械翻訳しても外国人にとって理解しやすい説明として伝わるのだという当たり前の発見をしました。

Tabinaka AIに指示していること(プロンプトの事例)

課題解決アプローチ具体施策例
古い文体現代的で親しみやすい文体に変換「です・ます調」+ストーリーテリング
説明型文章単純説明からプロモーション型文章へ観光案内的な観点の導入
専門用語平易な言葉+補足説明西暦表現、現代地理表現など
幅広い読者層への対応常用漢字を理解できているレベルの日本語表記時代表現、難読漢字、ふりがな対応などの指示
機械翻訳の誤訳わかりやすい日本語に整えてから翻訳年代・背景を勘案した構文設計

リライトの実例:「小田原城」の説明

Tabinaka AIでは、難解な歴史用語や漢字、熟語などを一般的な成人が理解できる文章へとリライトする独自のプロンプトを開発しました。世代別のレベル調査とテストを繰り返すことで、成人であればおおむね「わかりやすい日本語」へのリライトを実現しております。


<リライト例>

①原文②Tabinaka AI でわかりやすい日本語にリライト
小田原城は、戦国時代末期、豊臣秀吉の来攻に備えて城下を囲む総構を完成させ、日本最大の中世城郭と言われるようになりました。これが難攻不落の小田原城と言われた所以です。
※戦国時代、豊臣秀吉、総構、難攻不落が難解
小田原城は、戦国時代の終わりごろ(およそ400年前)、全国統一を目前にした武将、豊臣秀吉(とよとみひでよし)の攻撃に備えて、城の周りに大きな堀や土塁を作りました。このことから、小田原城は日本で一番大きな中世の城とされ、攻め落としにくい城として知られるようになりました。
③原文を機械翻訳したもの④わかりやすい日本語にリライト後、機械翻訳
Odawara Castle, in the late Sengoku period, completed the total enclosure surrounding the castle town in preparation for the arrival of Toyotomi Hideyoshi, and became known as Japan’s largest medieval castle. This is why it was called the impregnable Odawara Castle.Odawara Castle, around the end of the Sengoku period (approximately 400 years ago), built large moats and earthen walls around the castle to prepare for the attack by the military commander Toyotomi Hideyoshi, who was on the verge of unifying the country. Because of this, Odawara Castle is considered the largest medieval castle in Japan and became known as a castle difficult to capture.

わかりやすくリライトするメリット

  • ストーリー性と情感を加え、読者の心に響く文章へ
    ことばの意味がわからなかったり、歴史の理解ができなかったりすることで、その観光スポットに対する興味を失い、思い出に残らないということにならないように、最後まで理解しながら、ガイドさんの話を聞いたり、看板やパンフレットの説明を読めるように導きます。
  • 歴史的価値を「行ってみたい空間」へと変換
    自分が知っている歴史の知識や用語に基づいて、その地域との関係性がわかると、その土地に行ってみたい、その土地にいるからこそ実感できるという旅の醍醐味を感じられます。

導入から納品までの流れ

  1. 📥 入稿
    観光スポット情報をエクセル、csvデータでご入稿いただきます。
    ※都道府県名、市町村名、観光スポット名称、日本語説明文は必須です。
  2. 🤖 Tabinaka AIが自動リライト
    Tabinaka AIが過去のリライトデータを学習しつつ、知見や文体を忠実に再現する独自開発した指示書(プロンプト)と、それらを動かす自動リライトの仕組みを合わせて生成し、最適なわかりやすい日本語を完成します。
  3. 👀 最終校正
    「人の目」を通じて、リライトしたわかりやすい日本語のチェックを行い、適宜校正を行い完成させます。
  4. 📤 機械翻訳(わかりやすい日本語⇒英語)
    校正を完了したわかりやすい日本語バージョンにしたあとで機械翻訳させることで、日本の歴史や文化を知らない外国人にとってもわかりやすい英語バージョンが完成します。
  5. 納品
    エクセル形式で納品します。
    完成したデータはWebサイト、アプリ、音声ガイド、パンフレットなどに幅広く展開ができます。
  6. 費用
    観光スポット情報の1スポットあたりの文字数、および観光スポット情報件数などにより、お見積もりをご提案いたします。お問い合わせください。

Tabinaka AIで、日本の観光案内をもっとわかりやすく!

昭和の記録から、令和の感動へ。
「読む」から「感じる」へ。
Tabinaka AIが、地域の魅力を世界へ届けます。


Tabinaka AIをご活用いただきたい皆様

■観光情報サイト運営管理者(自治体、観光協会、DMO)のみなさま

■翻訳会社のみなさま

■観光ガイド、観光ボランティアガイド団体のみなさま

■旅行会社、宿泊サイト、観光情報サイト運営者のみなさま

■インバウンドサイト、インバウンド体験プログラム事業者様

■観光施設、観光スポットのみなさま

■インバウンド向け情報発信を機械翻訳で実施されているみなさま

など、観光情報の発信、観光スポットにおける案内を実施されているみなさまにおかれましては、この機に観光情報の表現を令和なりのわかりやすい日本語にリライトするタイミングかと存じます。

ぜひ興味がございましたら、旅ナカラボ合同会社までご連絡くださいませ。

お問い合わせ、お見積もりのご依頼はこちらからどうぞ https://tabinakalab.biz/contact-form/