毎年5月3日は小田原北條五代祭り。市民のプライドはここにあり。

小田原メモ

小田原市民のプライドは北条五代にあり。

小田原北條五代祭りは、北條早雲から始まり、戦国時代に関東八州を収めた北条氏が豊臣秀吉の前に敗れるまでの北条氏5代、約100年の歴史を今に伝えるお祭りです。北条五代歴代城主を模した武者行列をはじめ、市内学校の吹奏楽部、音楽隊、神輿など総勢1700名が勇壮に市中を練り歩く小田原市最大の観光イベントです。

大人から子どもまでたくさんの市民が武者姿や忍者などの衣装を着て街中を行列するのですが、おどろくのはこんなにたくさんの鎧、甲冑がこの町にあったのかというくらい、みなさんがいろんな装飾の鎧姿で集まっていること。この日のためにみんな用意を怠っていないということなんでしょうね。

そして、毎年恒例の芸能人のみなさんが扮する武者姿。
今年は 
 ・初代早雲役   合田 雅吏 さん(小田原ふるさと大使)
 ・四代氏政役   髙嶋 政伸 さん(NHK大河ドラマ「真田丸」に氏政役で出演)
 ・五代氏直役   柳沢 慎吾 さん(小田原ふるさと大使)
 ・北川殿役    市川 ぼたん さん(60回記念ゲスト)  ※北川殿は伊勢新九郎(北条早雲)の姉です。
 ・伊勢新九郎役  市川 新之助 さん(60回記念ゲスト)  ※伊勢新九郎は北条早雲の若い時の名前です。

ともすると歴史の教科書の上では「小田原は豊臣に敗れたところ」と学ぶのでしょうが、ここ小田原では違うのです。北条氏は四方を囲まれたにもかかわらず、最後まであきらめずに戦ったこと、そして、最後の決断は城下の人々に被害が及ばないように戦うことなく無血開城を行ったことを今でも市民は尊敬してやまないのです。だから戦国武将祭りではなく、「北條五代祭り」なのです。

もちろんお祭りの会場内ではそんな話もちゃんとアナウンスしてくれていますよ。

地域の祭りのすばらしさって、こういうところですよね。

ぜひ来年はそんな気持ちを知ったうえでお祭りに参加してみてくださいね。