伊平屋島で整える。ウェルネスツーリズム最適地!

沖縄 伊平屋島(いへやじま)に行ってきました。沖縄には何度も行っていますが、ここまで来ることはありませんでした。なぜなら私は長年旅行会社で勤めていたのですが、「船」が一番の苦手でしたので、仕事以外で船に乗るなんてありえませんでしたから(笑)

ということで、今回は仕事で伊平屋島へ。
名護のお隣、今帰仁の運天港からフェリーで80分。数ある有人離島の中でも観光開発がこれまで進んでこなかった静かな村。人口は1150人ほど。大きなホテルもなく、沖縄民泊が大半。秋には数10人規模で修学旅行生が来る程度です。

ウェルネスツーリズムとは、旅先でのスパ、ヨガ、瞑想、フィットネス、ヘルシー食、レクリエーション、交流などを通して、心と体の健康に気づく旅、地域の資源に触れ、新しい発見と自己開発ができる旅、原点回帰し、リフレッシュし、明日への活力を得る旅のこと(荒川雅志, NPO日本スパ振興協会編著:ウェルネスツーリズム~サードプレイスへの旅~, フレグランスジャーナル社, 2017.)

心が整う、元気が満ちてくる。。。そんな言葉を実感できる島です。

まずは「神」を感じるところ。

島の人たちが特別に守ってきた場所にはそれなりの理由があるのでしょう。なんとなく空気感の違う場所だったり、心が鎮まる場所だったり、パワースポット的に思える場所だったりします。

念頭平松(ねんとうひらまつ)
グンサナー森の御嶽(うたき)
クマヤ洞窟
神アシャギ  伊平屋島ホームページから引用

そして、どこでも絶景。朝も昼も夜もそれぞれ違う表情を見せてくれます。

リーフの中をシュノーケリングしてもよし。リーフから急に深くなるあたりをダイビングしてもよし。
リーフの中は遠浅になので、潮が引いた後にはタイドプール(潮だまり)で海の観察をするのにも絶好。
まわりに灯りが少ないので、夜の星空は最高。当然、天の川も普通に見られます。

離島で船便が少ないこと、島が小さいこと、漁業と農業が主ななりわいであること。
大規模観光開発が入ってこなかった理由は様々あるのでしょうが、なんとなくそれが「幸いだった」と感じられる島でした。とはいえ、これから高齢化で島の担い手が働けなく時代を迎えるにあたり、観光を新たななりわいとしていくことも必要なことだと、新たな動きを始めるということ。

この手つかずの魅力を残しつつ、島のくらしを持続性のあるものにすべく、少しでもお役に立てれば幸いです。

ということで伊平屋島は観光開発がまだ届いていないウエルネスツーリズム最適地!

自分なりに落ち着ける場所がきっと見つかる。
行くだけで「いい心持ち」になれる素敵な島でした。