【観光DX】わかりやすい観光の日本語リライトエンジン”Tabianaka AI”をリリースします!

旅ナカラボ合同会社はこのたび、自社開発による「わかりやすい観光の日本語リライトエンジン“Tabinaka AI”」を正式にリリースいたしました。

現在、多くの観光地では、案内看板や歴史紹介文が昭和期のまま更新されず、難解な日本語表現がそのまま残っています。専門用語や古語が多く、観光客が「読んでも意味がわからない」「むずかしくて読む気にならない」と感じてしまうケースも少なくありません。

こうした課題を解決するために誕生したのが「Tabinaka AI」(旅ナカAI)です。
この革新的なプログラムは、生成AIの力を活用し、専門的で読みにくい観光情報を、誰にでもわかりやすくリライトすることを目的としています。日本語の“翻訳”とも言えるこの工程により、観光地の情報発信をアップデートし、すべての観光客が言葉の壁にとらわれることなく、地域の魅力を深く楽しめる環境づくりを支援します。

旅ナカラボは、Tabinaka AIを通じて観光DXの推進に貢献し、誰もが取り残されることのない、やさしい観光の未来を目指してまいります。


🏁 出発点:観光情報の“わかりにくさ”という課題

昭和期に整備された観光地の案内文や看板、パンフレットは、現代の観光客にとっては難解な表現が多く残っています。特に以下のような問題が顕著です:

  • 難読漢字や古語が多く、現代人には理解しづらい
  • 元号表記のみで西暦がないため、時代感覚がつかみにくい
  • 歴史的出来事の背景や意義が説明されていない
  • ホームページも専門的な言葉であふれており、読み手を置き去りにしている

このような情報設計では、観光客が「理解できないからスルーする」「誰も説明してくれないから興味を持てない」といった行動をとりがちです。


🔄 観光体験の好循環を生むために

元号表記だけでなく、西暦も書いてほしい。同じ時期に日本的に有名な出来事や人物を比較情報として知りたい。難しい漢字にはフリガナを。できごとだけでなく、その結果起こったこと、その意義を解釈してほしい。そうすると地域の観光はもっとおもしろくなるはず。

そして、旅ナカラボが目指したのは、観光客が地域の歴史や文化に興味を持ち、滞在時間が伸び、消費が増え、地域との関係性が深まるという「好循環」です。

そのために必要なのは、情報の“わかりやすさ”と“興味を引く工夫”。これを実現するために、以下のような提案を行ってきました。

🧩 クイズツーリズム

「わかりにくい」「むずかしい」をクイズ形式で案内することで解決したいということで、以前、以下のような記事もかきました。

クイズツーリズムを広げたい
https://tabinakalab.biz/post-2336/

難しい情報をクイズ形式で提供することで、参加者の理解と記憶に残る体験を創出。実際のまちあるきツアーでも好評を得ました。

🧭 観光ガイドのポータル化

専門性の高いガイドが活躍できるよう、全国の観光ガイドを比較・検索できるポータルサイトの構想を提案。ガイドの知識を可視化し、観光体験の質を向上させる狙いで記事もかいています。

観光ガイドのポータルがほしい
https://tabinakalab.biz/post-405/
「二刀流」タクシードライバー
https://tabinakalab.biz/post-448/


💡 転機:生成AIとの出会い

ここ2年ほどで、生成AI(特に文章生成能力)の進化が飛躍的に進みました。旅ナカラボでも、記事の見出しや編集、イラスト制作などにAIを活用するようになり、その能力の高さを実感。特に文章の生成能力の進化は目覚ましく、言葉の選び方から、言い回しのバリエーションまで、軽く人の能力を超えていくのを目の当たりにしたわけです。そんな中、とある観光情報の英語翻訳を見て違和感を覚えたことがきっかけで、次の2つの気づきが生まれました。

1️⃣ 翻訳された英語が不自然

「江戸時代」「幕府」「大名」などの歴史用語がそのまま機械翻訳されており、外国人には意味が通じない。

2️⃣ 元の日本語もわかりづらい

歴史好きの日本人でも、説明文の内容を理解するのが難しい。つまり、「翻訳以前に、元の日本語をわかりやすくする必要がある」という根本的な課題が浮かび上がったのです。


「もとの日本語からわかりやすくしなければならない」

まだインバウンドが年間で500万人程度だったころ、前職では新規事業として多言語コールセンターの立ち上げを行いました。ちょっと早すぎたのですが。。。
それもあって、翻訳業務には少しは詳しいのですが、たしかにあの時にも同じことを思っていました。確かに、「元の日本語がわかりにくいから翻訳するのが難しい」というケースは結構あったのです。

加えて去年、複数名の通訳案内士の方と一緒に外国人の方を案内をする機会があったのですが、語学に精通している通訳案内士さんですら、歴史のこと、お祭りのこと等を伝えるときには、「どう伝えればよいのか?」について言葉の選びに苦労されており、みんなで議論しながら最適解を求めながら案内されていたことを思い出しました。

そこでわかったのは、難しい日本語をわかりやすくするためには「日本語を翻訳しなければならない」というステップが存在するということでした。

🔁 解決の鍵:「日本語を日本語に翻訳する」

生成AIは、文章の意味を理解し、自然な表現に書き換えるのが得意です。
たとえば「小田原城について150文字以内で説明して」と依頼すると、以下のようなわかりやすい文章が即座に生成されました:

小田原城は神奈川県小田原市にある城で、戦国大名・北条氏の本拠地として繁栄しました。難攻不落と称され、豊臣秀吉の大軍にも包囲されましたが、現在は天守や門が復元され観光名所となっています。

さらに「外国人にもわかるように」と依頼すると、歴史的背景を補足した文章に自動でリライトされました。

「小田原城は神奈川県にある城で、16世紀に日本を分けて戦った有力大名・北条氏の本拠地でした。「難攻不落」と呼ばれましたが、日本を統一した武将・豊臣秀吉の大軍に1590年に包囲され落城しました。現在は天守や門が復元され、歴史と文化を体験できる観光地です。」

すごいですよね!
わずか1分もしないうちにここまでの文章を作ってくれたのです。

以上のような試行プロセスを経て、これをなんとか仕組化して、ビジネスにつなげられないものかと思い、誕生したのがTabinaka AIというわけです。

🚀 Tabinaka AI:観光情報の日本語リライトエンジン

Tabinaka AIは、生成AIを活用して、観光情報の難解な日本語を「わかりやすくリライト」する生成AIを利用したエンジンです。リライトした日本語を機械翻訳にかけることで、外国人向けの説明もとてもわかりやすくなります。

🔧 特徴

  • 観光情報に特化したリライト指示を独自プロンプトで実行
  • 過去のリライト実績を学習し、精度を向上
  • 生成AIによる自動化+人の目による確認・修正

🎯 目的

  • 歴史や文化の説明を、誰にでも伝わる言葉に変換
  • 外国人観光客にも理解しやすい情報設計を支援
  • 地域の魅力を正しく、深く伝えることで観光体験を向上

詳しくはTabinaka AIの紹介ページをご覧ください。


📣 “わからない”を“もっと知りたい”に変える”Tabinaka AI”

すべての観光情報が古くて難解なわけではありません。改善が進んでいる地域もあります。しかし、まだまだ「わかりにくさ」が観光体験の障壁となっている現実もあります。

  • 元号+西暦の併記
  • 難読漢字へのフリガナ
  • 歴史的背景や意義の補足
  • 多言語対応の精度向上

これらを見直すことで、わからない、理解できないできないことにより、観光客が「おいてけぼり」にならないように、これまでのホームページやパンフレット、案内看板を見直していきませんか?

ぜひ興味がございましたら、旅ナカラボ合同会社までご連絡くださいませ。

お問い合わせ、お見積もりのご依頼はこちらからどうぞ https://tabinakalab.biz/contact-form/