都市のカルチャーと老舗の手作り感で地域内観光コラボ 82/100

新規事業100

実家がパン屋だったのであんとバターはソウルな味なのですが、それに加えて、「小倉トースト」発祥の地名古屋出身なだけに、あんとバターとパンには絶対的なこだわりがあります(笑)ちなみに新しいベーカリーがおいしいかどうか見極めるのは、プロの方はエピで見極めるといいますが、私は必ず「あんぱん」で判断しています(笑)

今や東京の有名なベーカリーさんでも必ずと言っていいほどのメニューになっているあんバターサンド。
最近では、小樽を代表するスイーツブランド「ルタオ」が東京駅で「岡田謹製 あんバタ屋」をオープンしたり、観光地でも「又一庵謹製熱海ばたーあん」が人気だったり。
羊羹を薄切りにしてトーストにのせてバターとともにいただく亀屋良長の 「スライスようかん」なんていうユニークな商品も生まれています。

この最近世の中の定番になりつつあるあんバターなのですが、
昔は名古屋の喫茶店のモーニングで「小倉トースト」として無料で食べられてましたが、今や東京の都心で買うあんバターサンドとなると最低300円くらいからという価格の優等生。
TORAYA CAFÉさんのあんぱんはめちゃくちゃうまいですが400円。

ずいぶん進化したし、ずいぶん高級感のある食べ物になりました。

もともと和菓子で使われていたあんこと海外の主食であるパンとの組み合わせ自体がユニークだと思ういますが、いまや都会では定番の人気フードになっている事実。

これを見逃す手はありません。

観光地、とりわけ地方都市においては駅周辺にかならず老舗の和菓子屋さんがありますよね。
そして今やローカル起業の優等生「ベーカリー」もどんどんできています。
どちらかというと和菓子屋さんは看板を守り、ベーカリーは都会的な空間でお客さんを集める。

うまく組んで、ローカルな名前を付けた新名物として、あんバターサンドや小倉トーストとかあんぱんを作りませんか?都会の人が日常で買っているものですから、確実に売れます(笑)

老舗和菓子店の手作り感×都市カルチャー的なパン屋さん

結構どこでもやっていてもおかしくないようですが、観光向けにでブランディングして展開しているところはどこにでもあるわけではありません。駅前とか、観光施設、道の駅、移動販売車などなど、いろいろな方法で販売機会を増やしていくことで定番化できる可能性があります。

地元で創業50年の老舗和菓子屋のあんを使ったあんバターサンド♪
それだけでおいしそうです。

国内を観光しているとほとんど名物はしょうゆや味噌の味がベースですから、それに疲れた人たちは意外と欲しがるのではないかと思います。私の場合、2日目の午前中にほしくなります。。。

ほかにもいろいろな組み合わせで「老舗和菓子屋さん」を活性化する方法があると思います。
旅先で出会う「手作り感」「職人技」は重要な観光資源です。
不足しているのは「都市カルチャー」の取り込み!

キーワードは「地域内観光コラボ」
できたばかりの町のベーカリーでも観光に参加できる♪
まだまだいろいろな可能性を感じる領域です。

※新規事業100のカテゴリーは、私の思いつく観光系新規事業を日々書き留める場所。
 一緒にやれそうなときはぜひ声をかけてください。
 100までやります♪