旅ナカラボQ&A

「従来の観光ビジネスに行き詰まりを感じている」「新しいテクノロジー(AI)をどう使えばいいか分からない」「地域を面白くする具体的なアイディアが欲しい」と考えている自治体、観光事業者、DMO、新規事業担当者などのみなさま向けに、想定される質問と回答(Q&A)をまとめました。


「旅ナカラボ」想定Q&A一覧

1. 事業内容・サービスについて

Q:旅ナカラボはどのような支援をしてくれる会社ですか?

A: 観光事業開発のプロデューサーとして、地域観光に「次の手」を提案する会社です。旅行業界で25年以上の新規事業開発経験を持つ代表が、アイディア出しから企画立案、実際の開発支援まで伴走型でサポートします。特に「旅ナカ(旅行中)」のコンテンツ開発や、最新テクノロジーを活用した課題解決を得意としています。

Q:具体的にどのような実績や得意分野がありますか?

A: 前職では新規事業開発業務履歴が長く、インバウンドコールセンター開発・運営、民泊チェックインシステム開発・事業運営、タクシー定額乗り放題(ジェロンタクシー)の企画開発、物販Eコマースの運営、産直グルメ通販の立ち上げなど、多岐にわたる事業立ち上げの実績があります。

現在は特に「生成AIを活用した観光DX」Tabinaka AIの開発や、クイズ形式で地域を巡る「クイズツーリズム」などのユニークなコンテンツ開発に力を入れています。

2. 生成AI・DX活用について

Q:ホームページにある「Tabinaka AI(旅ナカAI)」とは何ですか?

A: 旅ナカラボが独自開発した、観光案内のAIリライトエンジンです。昭和の古い観光案内文や難解な説明を、現代の読者やターゲットに合わせて「わかりやすい日本語」へ自動で変換します。単なる翻訳や要約ではなく、「誰に、どう伝えるか」という文脈を重視した観光DXツールです。観光ホームページの多言語を機械的に進めるのではなく、その前にわかりやすい日本語で下ごしらえすると驚くほど、伝わりやすくなります。

Q:観光地の看板や解説文が古くて専門的すぎると感じています。AIで具体的にどう変わりますか?

A: 旅ナカラボの「Tabinaka AI」は、単なる翻訳ではなく「意訳・リライト」を行います。例えば、歴史用語が並ぶ難解な説明を、中学生でも理解できる言葉や、その場所の背景にある「物語」を重視した魅力的な文章に変換します。これにより、観光客が素通りせず、その場所の価値を深く理解できるようになります。

Q:生成AIを観光地に導入したいのですが、何から始めればよいですか?

A: 旅ナカラボでは、NotebookLMによる解説動画生成や、AIによる情報発信の最適化など、最新の活用事例を多数発信しています。まずは「現在の情報のどこが分かりにくいか」の分析から行い、最適なツールの選定や運用の仕組みづくりをご提案します。

観光×AI初心者向けセミナーを開催することができます。まだAIを導入できていない観光協会、DMOのスタッフの皆様向けに、AIを利用した「10分でできる体験プログラム開発」や「旅行日程表生成から学ぶAI向けの情報整備」など、簡単にできるけど実践的な学びの場として、喜んでいただいております。

3. 観光コンテンツ・地域活性化について

Q:「泊食分離」や「一泊一体験」の導入を検討していますが、相談に乗ってもらえますか?

A: はい。宿泊施設の皆様と一緒に議論しながら、課題や目指すべき方向性を共有し、実現可能なアイディアを提案して実現までハンズオンの支援を行うことが一番の得意です。とりわけ「一泊一体験」の概念は、宿泊施設の皆様が地域とのつながりや文化体験を軸にした宿泊スタイルへ移行するための戦略提案として推進すべきことであると考えています。

Q:地域に目立った観光資源がないのですが、新規事業のアイディアは出せますか?

A: 旅ナカラボのサイトでは、既に100件以上の「旅ナカ新規事業アイディア」を公開しています。日常的な風景や地域の歴史をコンテンツ化する知恵を持っています。「地域の日常は旅人にとっての非日常」です。非日常に感じることすべてをクイズ化することにより、新たな観光資源とするムーブメントが弊社の推奨する「クイズツーリズム」です。地域の魅力を楽しくておもしろいという観点からあらためて「分析」し「気づき」を与えることで、隠れた魅力を掘り起こすお手伝いをします。

4. 依頼・相談について

Q:相談や問い合わせをするにはどうすればよいですか?

A: ホームページの「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。観光関連事業者様のお悩み(新規事業、プロモーション、DX、人材不足など)に対し、まずは現状のヒアリングから丁寧に対応させていただきます。

Q:少人数のプロジェクトや、特定の課題(例:ガイド不足)だけでも相談可能ですか?

A: もちろん可能です。インバウンド向けコンテンツの開発やAIを使ったアプリケーション開発、地域資源を活用した体験アクティビティの開発など、特定の課題に応じたピンポイントな解決策の提案も得意としています。

5. 最新テクノロジーの活用手法について

Q:ChatGPTやGemini、Googleの「NotebookLM」などを観光にどう活用できるのかイメージが湧きません。

A: 旅ナカラボでは、散らばっている地域の歴史資料やパンフレットをAIに学習させ、わずか数分で「観光解説動画」や「Podcast風の音声ガイド」を生成するなどのアイディアを公開しています。意外と簡単に専門知識がなくても、最新AIを使えば低コストでリッチなガイドコンテンツが作成できることがわかります。

まずは、身近な仕事の見直しから。現在みなさんが行っている業務について、毎日、毎週、毎月、時間をかけて行っている定常業務について、どこをAI化できるかどうかをAIに尋ねることから始めてみましょう。

6. インバウンド客へのアプローチについて

Q:訪日外国人は日本のどのような点に魅力を感じているのでしょうか?

A: インバウンド旅行者は「有名スポット」だけでなく、日本人の暮らしの風景や、その土地にしかない物語に強く惹かれます。旅ナカラボでは、フィールドワークを通じて、外国人がどこに興味を抱き、どの瞬間に没入するのかを丁寧に観察し、それを観光の現場でどう再現できるかを検証します。さらに、能動的な参加を促す仕掛けを組み込み、より深い楽しさにつながる体験設計を行います。こうした知見をもとに、クイズツーリズムなどの体験型コンテンツの企画・開発を支援しています。

7. ライドシェアと二次交通について

Q:駅から観光地までの二次交通が不足しています。解決策はありますか?

A: 観光案内ができる「ライドシェアタクシー」の可能性を提唱しています。単なる移動手段ではなく、地元のドライバーがガイドを兼ねることで、移動そのものを観光体験に変え、地域の交通課題解決と収益向上を両立させるアイディアです。静岡TaaSトラベルの顧問として、清水港では海外からのクルーズ船の乗客向けの日本版ライドシェアによる貸切観光事業の運営支援を行っています。

8. 地域のプライド醸成について

Q:観光開発は住民にとって迷惑なものにならないでしょうか?

A: 旅ナカラボは「シビックプライド(地域への誇り)」を重視しています。観光客向けの施策が、結果として地元の人が地域の良さを再発見するきっかけになるような仕組み(例:地元の歴史を活かした商品開発やイベント)を目指しています。

9. 具体的な事業アイディアの入手について

Q:新しい観光事業を始めたいのですが、何かヒントはありますか?

A: サイト内で「旅ナカ新規事業100アイディア」を連載・公開しています。例えば「車愛好家向けホテル」や「八十八箇所巡りを応用した回遊策」など、具体的かつユニークな切り口のアイディアを多数掲載しており、それらをベースにしたカスタマイズ相談も承っています。

10. 観光情報の「質」について

Q:SNSで情報は溢れていますが、AI時代に重要な情報の形とは何ですか?

A: 生成AIに「おいしいエサ(良質な情報)」を食べさせることが重要です。テキスト情報だけでなく、音声情報や動画情報などによる様々な媒体を駆使した観光案内や解説、地域住民しか知らない深い情報をデジタル化し、AIが正しく学習できる状態で整理することで、AIエージェントが観光客に最適な提案をしてくれるようになります。

11. プロジェクトの進め方について

Q:アイディアはあるのですが、実行に移すためのノウハウや人が足りません。

A: 旅ナカラボは「企画して終わり」のコンサルタントではなく、プロデューサーとして伴走します。地域の大学生、IT企業、地元事業者などを繋ぎ、クラウドファンディングやワークショップを活用して、プロジェクトを実際に動かす「巻き込み型」の開発をサポートします。数々のプロジェクトを支援させていただいておりますが、地域に入り込み、地域を巻き込みながらアイディアを実現するスタイルが弊社の特徴だということがわかってきました。


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