小田原といえばかまぼこ。
カマトトとは、知っているのに何も知らないふりをすることだったり、人だったりするのですが、今や死語扱い。松田聖子で流行った「ぶりっ子」のほうがまだ少し残っている言葉でしょうか?最近の使われ方としては「あざとい」が近い感じですね。
突然カマトトという言葉が頭に出てきたので語源を知りたくなったので、調べたところ、
カマトトのカマは「かまぼこ」、トトは「おさかな」、漢字で書くと「蒲魚」だそうです。
ネットでは、江戸時代の遊女が、かまぼこの原料が魚であることを知らないふりして「かまぼこはトトからできているの」と聞いたことから始まったらしいですが、明確な伝承ではなさそうです。
これまで語源なんて考えもしなかったので、カマトトの語源がかまぼこに由来しているという発見は意外と新鮮でした。
同時に小田原の新キャラとして「カマトト」くんが活躍しているとおもしろいだろうなぁと妄想がわいてきました(笑)
ちなみに小田原の高級、高品質なかまぼこの原材料として有名なのは「ぐち」という魚。
比較的深いところにすんでいるので水揚げされたときに口から浮袋が出てまして、それがぐぅぐぅとなるので「グチグチいってる」といわれ、「ぐち」といわれるようになったとか。
「カマトト」とか「ぶりっ子」とか「ぐち」とか昭和的ユニークキャラの予感。。。