コンビニに電動バイクのバッテリーステーション 33/100

新規事業100

テレビ東京の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」見てますか?
スイカヘルメットをかぶった出川さんが電動バイクに乗って、ゲストとともに全国を旅する番組。
バイクの充電がなくなったら、そこからは手押しで充電させてもらえるお店やお宅を探して、そこで巻き起こるコミュニケーションを楽しむ。
すぐにバイクの充電がなくなってしまうハラハラ感と相手がその存在をすぐに許してしまう(笑)出川さんのキャラのよさが見ていて飽きないポイントかも。

使っているのはYAMAHA 電動スクーター『E-Vino(イービーノ)』
メーカー発表値では約3時間のフル充電で29km走れるそうですが、実際には山あり谷ありの日本ではそんなには走れない。頻繁に充電しないとツーリングには不向きなんですが、1回充電するのに電気代が14円しかかからない、つまり実質タダみたいなものだから気軽に「充電させてもらえませんか!?」とお願いできるというわけです。
とはいえ、番組の趣旨をつぶすつもりはないけど一般人が旅しようとしても同じことはできない。
知らない人に突然充電させてくれと言われて2時間も3時間も自宅周辺をうろうろされると怖いですよね(笑)

E-Vinoのメーカー希望小売価格は25万9600円。最近は50ccの原付バイクでも20万円はザラにありますからそこまで高くはない。
私も今、道が狭い小田原ではとても便利に使えるので125ccのスクーターに乗ってます。で、ガソリンのにおいが気になるし、エンジン音も気になるということでエコっぽくないのが悩み。
バイクを決めるときに電動スクーターも検討してみましたが、継続走行距離が短すぎるので断念。
毎日のようにバッテリーを外して充電するのは面倒ですし、遠出は心配でできない。
安心して電動スクーターに乗れる環境がなければ定着は難しいですね。

今、国内の公共施設や商業施設等にある自動車用の充電器の設置台数は2021年3月末時点で2万9214基。ここへきてトヨタがEVに舵を切り始めていますが、2020年のEVの新車販売台数は約1万5000台で乗用車全体の販売台数約250万台の約0.6%しかEV化されてません。日本国内ではまだまだいつでもどこでも安心して移動できる感じではなさそうです。
でもE-Vinoとかの電動スクーターは100Vの通常電源で充電できるわけなので、コンセントさえあれば大丈夫。それを知らない人に頼むのではなく、お金を払って充電させてもらえるようにしてもらえれば普及しやすくなるのではないでしょうか?

そこはやっぱりコンビニさんにお願いしたいですね。
全国約60000店舗あるコンビニで24時間安心して充電できるという環境を提供していただけるのはありがたいですよね。ほぼスマホの充電と同じですから、できないことはないでしょう。
できれば、バッテリーの規格を統一して、どんな電動スクーターでも使えるバッテリーが開発できるならば、フル充電されたバッテリーをそのまま交換するだけでフル充電を待たずにすぐに出発できますよね。コンビニにとっては来店動機にもなりますし、待ち時間で商品が売れるので良い集客手段になると思います。コンセント貸すよりはバッテリー交換のほうがお金になるかもしれませんね。

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