今年も上越でインバウンドセミナー講師を務めさせていただきました。

2月末、新潟県妙高市の古民家宿泊施設MAHOLAさんで、県振興局主催のインバウンドセミナー講師を務めさせていただきました。実は新潟県についてはまだインバウンド後進国ということで、ようやく今年のウインターシーズンになってアジア圏中心のスキー客が目立つようになったところなのです。ですから、スノーリゾート周辺以外の平地から海にかけてはまだまだこれからということで、あえて「インバウンドセミナー集客準備のためのワークショップ」というタイトルで実施させていただきました。

お話させていただいたのは
・訪日インバウンドの現状
・インバウンド受け入れに必要なこと
・受け入れのために今から始めること

これから始めたいという参加者がメインなので、言語対応から商品づくり、情報発信、コミュニケーション等をステップとして説明し、「現状はどのあたりなのか」を意識して聞いていただきました。ワークショップでは自社として、なにから着手すればよいのかを整理して、それを自ら発表し、参加者間で共有することで共感が生まれ、活発な情報交流の時間となりました。
そして、外国人向けの体験コンテンツ作りの学習もかねて地元郷土料理の「笹寿司づくり体験」を行い、地元では日常的に食べているものが、外国人にとってはとても興味深い「体験コンテンツ」として売れるのだということを実感していただきました。

いよいよ新潟県でもインバウンドへの期待が高まっているようで、当日はローカルメディア5社が取材に来てくださるということで、狭い会場ぎっしりの状態でにぎやかなセミナーとなりました。

【上越妙高タウン情報】インバウンドを呼び込む方法学ぶ 妙高市でワークショップ
https://www.joetsu.ne.jp/276039

NST新潟総合テレビでも紹介されました。私もちょっとだけ写ってます。
いつまで閲覧できるかわかりませんが、YouTubeのリンクを貼っておきます。

大きな観光コンテンツを持たない上越エリアとしては、一社一社個別に戦ってもなかなかインバウンドに火がつかないと思います。セミナーの中で特にお話したのは、「ならばみんなで戦いましょう」ということ。事業者同士で組むことにより、新しい価値が生まれ、みんなで集客する輪ができるということを繰り返しお話しした結果、さっそく参加者のみなさんの間でいくつも連携の芽が生まれたようです。

今年の春からさっそく新しい取り組みが発信することを願ってやみません。
みんなでがんばって取り組んでまいりましょう。