60歳を前にした起業ですが、「年の割には」デジタルに強いといわれます(笑)
ちょうどwindows95の年からずっと新規事業の開発に携わってきましたので、デジタルがわからないとなにも進められなかった。逆にいえばデジタルがわかると仕事しやすかった環境にありました。
さらにwindows98の時代とともにインターネットが広がったのですが、そのタイミングは商事会社に出向中で、海外のお土産をネット通販で売ってみようということになり、黎明期の楽天市場に出店したところ、まだ周りには誰もホームページを作れる人はいませんでしたし、ましてネット通販経験者のいません。結果、自らHTMLでページを作るところから自作の道が始まったということになります。(20世紀のころの話ですが。。。)
ホームページの運営は、リアルでいうところの店舗運営ですから、商品をアップロードして販売するところまでのすべてとなります。そんな流れからホームページ制作のみならず、商品写真の画像処理からはじまりPOPチラシの作成も徐々に覚えていきました。
その後、観光情報サイトの会社や広告代理店へ出向した時期に、写真撮影、動画撮影・編集もひととおり触れるようになりました。
悲しいことに、今や、そのすべてが簡単にスマホでできちゃいますが。。。
ということで、今回の起業にあたり自作したのは、
・合同会社設立手続・・・完全オンラインで外部委託ゼロ
・事務所・・・内装工事は不要だったので、フロアマットだけ敷きました。
・ホームページ・・・wordpressで無料
・会社ロゴとか、簡易な看板とか
無職の状態からの起業ですから、時間はたっぷりありましたので、お金をかけずにここまで来ました。
おっさんの手作りなのでセンスのなさはご容赦ください。
大事なのはデジタルなスキルがあるということではなく、作り方を知っていること。
「どうやってこれをつくったのか、どんな意図をもってこんなデザインにしたのか」がわかると本質的な課題が見えてきます。
自作するというのは、外注とは違い、壮大な無駄な時間を使うということでもありますが、それによって身につけられたことも多いのだと自分には言い聞かせています。