3世代旅行の中の一時間

コロナ禍で2年にわたり自粛が続き、旅行もできない、帰省もできない状況が続きましたが、ようやく移動が再開されつつあります。
まだ完全復活とはいかないものの、週末には近場に日帰り旅行、一泊旅行へと出かける方も増えつつあります。今のところ、友人グループ、家族といった単位が活発化しているようです。

私が注目しているのは3世代旅行の動き。

さらに安心・安全なのがはっきりしてくれば、おじいちゃん、おばあちゃんの健康を気遣い、実家に出向くのも控えていたファミリー層が3世代で「リベンジ旅行」へと大きく動くとみています。

おじいちゃん、おばあちゃんはスポンサーとして大盤振る舞い(笑)
おとうさん、おかあさんはお金のことを気にせず、こどもたちをおじいちゃん、おばあちゃんに任せてのんびり、ゆったり。
こどもたちはわがまま放題。

ただこれまでと少し違うのは、あっちこっちを見て回る旅行ではなく、リスクと密を避けて、お宿に早めにチェックイン、場合によっては連泊。
「旅館の中での滞在時間が長くなる」という変化がみられることでしょう。

ずっと部屋にいるだけでは、あまりじっとしていられないこどもたちのストレスもたまります。
宿泊施設では、こどもたちが集中して遊べるゲームやおもちゃを無料で貸し出すサービスも増えていますが、そこを将棋やオセロやトランプではなく、地域ならではのもの、日常できない体験等を加えた新しい商品やサービスを提案してみたいと思っています。

・おとうさん、おかあさんもこどもたちと一緒に楽しめるお部屋遊び
・ おじいちゃん、おばあちゃんがこどもたちに教えられる遊びやおもちゃ

みんなで一緒に過ごす中での遊びや体験の時間だけでも十分楽しいですが、
そこにもうひとつふたつ演出を加えると旅の思い出がもっと深いものになるんだが。。。

そんな切り口で「一時間楽しめる商品・サービス」を考え中。

ですが、会社はできたものの売上を手にするにはまだまだ時間がかかる。。と焦る日々です。