旅ナカクロスワードカフェが全国にあると旅行目的になりますよね 8/100

一時間でできること

最近あまり本屋さんに行かなくなったのですが、本屋さんもどんどん変化していますよね。
以前と大きく違うのは雑誌売り場。

特に趣味の雑誌のコーナーの景色は全く変わっており、本屋さんが大きけれは大きいほど、「付録付き雑誌」の占有率が高い。
今や雑誌なのか物販なのかわからないレベルで販売されてますが、1000円~2000円レベルでバッグ、ポーチ、財布、スリッパ、化粧小物、、、
ディアゴスティーニ系のサブスク雑貨もバックナンバー含め盛りだくさん。
今ではセブンイレブン限定とか、ローソン限定とかも出てますね。
商品単品だったらおそらく買わないと思うのですが、なぜか雑誌に組み込まれていると不思議なお得感があり、ついつい買ってみたくなりますね。

そしてもうひとつが「クロスパズル系」の雑誌コーナーの占有率。
こんなに毎月たくさんのクロスワードが発行されているんだというくらいフェイスが占有されてます。
しかもほぼ同じようなデザインの表紙。
これがずらっとならんでいます。
問題は工夫されていて、解けるか解けないかギリギリでハマりやすい。
インターネットやはがきで正解を投稿すると抽選で商品券や産直品がもらえたりもしますが、発表はだいたい3カ月以上あと。設問数が多いので、一カ月で発表するのは早すぎるようです。
となかなかうまくできた「毎月買わざるを得ない」設定。

日本雑誌協会のデータを見ると発行部数を公開しているだけで35誌。公表データが古いのですが、2018年10月で月間174万部。ダイソーなどの100均の店でもレジ周りで売ってますよね。
クロスワードといってもバリエーションが広く、ナンクロ、数独、漢字、間違い探しなど、ヒマつぶしにぴったりのバリエーションになっています。電車や病院の待合とかで高齢者の方が結構楽しんでおられる姿を見たことがあると思います。

これって、旅ナカでもあるといいかも。

全国の町ごとの「ご当地クロスワードパズル」。
街歩きをしながら解く問題、地域の文化・風土を伝える問題、難読店舗名、商店街を紹介する問題等、地元の人でも参加したくなるようなパズルを発行する。
問題の中にお店の広告になる設定をすれば広告代もとれるかも。
なによりも街ナカを回遊して滞在時間を長くすれば域内の消費額が高まりますので、経済効果が高い。

全国を旅しながら、ご当地を歩きながら学ぶ。
その拠点となるのがクロスワードカフェ。
謎解きカフェは増えているようですが、難しすぎる印象。
高齢者の人たちが気兼ねなく楽しめる場所がいいかもです。

「クロスワードパズルを作れない」とあきらめる必要はありません。
なんせ毎月何十誌もクロスワードパズル誌が発行されているということは、全国に問題を作ることで生計を立てている人がたくさんいることはわかってますよ。

観光スポットがない、ここにきてもなんにもないよ。
と観光集客をあきらめず、「この地域に来ればできること」を作るという発想が大事かと思います。

※新規事業100のカテゴリーは、私の思いつく観光系新規事業を日々書き留める場所。
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