検索するって難しいですよね。
「鎌倉 観光」で検索するとヒット件数は約 27,000,000 件。
これって絞り込んではいないですよね（笑）
おまけに60歳のおじさんが検索しても、小学生が検索しても検索結果は基本的に同じ。
少し悲しい気持ちになります。
気を取り直してもう少しキーワードを入れてみると、
「鎌倉 観光 大河ドラマ」では約 1,670,000 件。
グッと少なくなったとはいえ、160万は多すぎる。
「鎌倉 観光 大河ドラマ 神社」約 412,000 件
「鎌倉 観光 大河ドラマ 神社 小町通」約 198,000 件
絶対に1件にはならないので、いろんなサイトを見つつ、結局、途中で見つけたランキング情報を見てどこに行くかを決めるのが一般的ですね。このランキングも曲者で「鎌倉のおすすめ観光スポット30選」とかがリストに出てきますが、よく似たようなランキング情報ばかりでコピーにコピーを重ねてできてますから、何を信用すればいいかわからない。でも、いろいろなランキングページに共通して出てくる観光スポットならば安心ということでようやく行くところが決定。結局さっきまで苦労して検索していた時間は何だったのか。。
検索エンジンはそんな状況なので、最近若い人たちはどうしても行きたいところがないときには、インスタグラムやTikTokで検索、おもしろそうな画像や映像が出てきたらそこに向かいます。そっちのほうが悩まず簡単。ハズレも少ないですね。
でもおじさん、おばさんはどうしても検索から探したいので、いまだにあれこれとキーワードを入れまくっているわけです。
そして、おじさんおばさんはすでに鎌倉には何十回といっているのに検索結果では今まで行ったことがある場所とまだ行ったことがない場所がまとめて出てくるので、同じところを何度も何度も見てしまう。結果、検索するだけで疲れ切ってしまいます。
しかもそれが旅ナカで「次にどこ行こう」と悩んでいるときには新しい目的地が見つからず、爆発寸前。スマホの画面が小さいので余計にイライラする。という悪循環に陥りがちです。
ということで、中高年以上の旅慣れた方向けの検索エンジンのご提案。
観光情報サイト、観光協会のホームページの機能として出てきてほしくない情報を削除しながら絞り込む機能を導入していただけないでしょうか？
・行ったことのある場所やお店はリストアップしない機能
・前回来た時以降にできたお店だけをお知らせしてくれる機能
・今月の新メニューだけ、今週のイベントだけ表示してくれる機能
・今いる場所に関する情報だけ表示してくれる機能
「○○を含まない」検索がほしくて仕方ありません。
そしてさらに「あなたは鎌倉に5回来てるけど、まだ○○に行ってませんよ」「ぜひおすすめします」みたいな感じがありがたいと思っています。
そのためにはこれまでの検索履歴、訪問履歴、個人の嗜好、位置情報等の情報提供が必要なのですが、AIの時代になればそれが当たり前。
そうすれば、あなただけに必要な情報がリストされて出てくるはず。
「60歳のおじさんが検索しても、小学生が検索しても検索結果は基本的に同じ」と嘆く必要もなくなります。
もっとも、なかなか検索結果が絞り込まれないようにたくさんのページを表示させることで広告収入を得ているのが検索エンジンですから、簡単に結果が出てしまうと商売にならないのであまり作りたくない機能なのかもしれませんね。
※新規事業100のカテゴリーは、私の思いつく観光系新規事業を日々書き留める場所。
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100までやります♪
