近頃話題のchat-GPTに小田原市の訪日台湾人観光集客について聞いてみた

今月に入り、ついにオールドメディアまで取り上げ始めたchat-GPT。自然な文章を生成する人工知能(AI)で、対話形式で質疑応答が出来るチャットボットです。質問内容を読み取り、それに対して結構的確な回答を出すところがもはや人間を超えたのではないかということで話題となっています。

一問一答での対話だけでなく、続けて質問しても文脈に沿って回答が作られるところにこれまでとの違いを感じます。

ということで、ちょっと「小田原の訪日インバウンド集客」について質問してみました。
すると30秒もしないうちに以下のような回答が。

なるほど。
実に滑らかに質問の意図を汲み取って回答いただけました。
これだけの文章をシロウトに書けと言ってもなかなか書けませんし、1分もかからないというのもすごいことです。

とはいえ、もう少し細かいことを聞いてみたらどうかと思い、以下のような質問をしてみました。

おっと、アジアの人とか、欧米の人ということであればほぼ全世界をターゲットとすることになります。かなりアバウト答えが戻ってきたので、「台湾人ならどうか」と具体的に聞いてみました。

回答の1と2についてはここまでの文脈からの回答ですが、3と4は新しい答え。
特に3については、台湾とのフライトがあることだけでなく、小田原と東京が一時間であるということをメリットとしてアピールすべきというとても素晴らしい回答。

回答が不自然だったり、納得がいかない場合には「recreate response」というボタンを押せば同じ質問に対して別の回答もしくはブラッシュアップした回答を得られますので、何度か繰り返すうちに文章が整ってくることがありますので、それなりの答えを導き出すためには質問を工夫したり、回答の中から間違っていることを指摘したりしながら進めればどんどん整ってくるのが画期的。

薄口評論家よりはいろいろな論文や関連文書を読み込んでいる分だけまともな気がします(笑)

AIチャットボットがさらに進化すれば、検索しなくても会話の中から答えを出してもらえるようになるということなら、もはや検索エンジンは不要なのか?

以前私もこんな記事を書いたのですが、思ったより早くできそうです。
勝手に会話に割り込んでくるAI案内ボット 37/100
https://tabinakalab.biz/post-555/

ということでGoogleはじめいろいろな会社がこの市場での覇権争いを始めています。
AIチャットボットは単なるQ&Aの仕組みではなく、これからの生活の中に知らないうちに入り込むAIとなるでしょう。そのときまでに使いこなせるように勉強しないと、気がつけば使われてしまうことになるのでは。。。すごい時代がそこまで来てますよ~。

先日書いたこの記事
「日付と出張先の会社名を入力するだけで鉄道も宿泊も予約できちゃうAIセクレタリーがほしい 106/100」
これもうすぐ簡単にできそうですね。