旅行は非日常。
普段できないことを、ハメを外して楽しみたい。
旅行頻度が低かったかつての時代にはこんな言葉で「暴飲暴食」を正当化(笑)していました。
でも、昨今FacebookやTwitterに投稿されるのは「旅先で朝ヨガ」「ホテル周りを早朝ランニング」等の健康志向アピール。はじめこれはリア充アピールかと思っていたのですが、そうではなく、どこに行っても健康的な生活習慣を崩したくない、やらずにはいられないということのようです。
もはやいつでもどこでも健康生活が基本。
もはや「無礼講」とか「飲みすぎたアピール」とかの時代ではないようです。
一方、駅前の雑居ビルや都市部のファミレス、カーディーラーの跡地に続々と増えているのが24Hのスポーツジム。24時間いつでもトレーニング機器を利用して汗をかけるし、シャワーも完備。月会費は5000円~10000円程度だから、ジム+お風呂代としては格安だから、銭湯代わりに入会している人も多いと聞きます。かつてはトレーニング機器が所狭しと並んだ狭い部屋で筋トレに励んでいたお兄さんたちにとっては、清潔で広々としたスポーツジムがどこにでもあるなんて、とてもいい時代になりました。最大手のエニタイムフィットネスは10年ほどで全国約1000店舗まで増やしています。
全国規模の24Hスポーツジムはだいたいいつも使っているジムだけでなく、出張先やお出かけ先、旅行先のジムでも会員証があれば追加料金なしで利用ができますから、旅ナカでも気軽にいつもと同じトレーニングができることになります。
そこでご提案。
これまでは、駅前、ロードサイドに展開してきている 24Hスポーツジムを「温泉旅館の中」または「温泉旅館街」につくってみてはどうでしょうか?
ネーミングは「筋肉温泉」。。。ですね。
宿泊施設と24時間営業の親和性は高いですから、意外とうまくできそうな気がします。
大規模宿泊施設では大きな宴会、イベントが縮小して、宴会場の稼働率が低くなっていると伺います。
そこを24時間対応のスポーツジムとしてリニューアルして、「24Hスポーツジム×24H温泉」として新しい宿泊客を取り込めないものかと。
いつもはシャワーで我慢していたけど、旅行に行くと汗をかいた後、温泉でリフレッシュできるなんて最高ですよね。
利用者のイメージ
・(夜~朝)すでに24Hスポーツジムの会員になっている旅行客
・(日中)周辺住民で日帰り温泉のリピーター、温泉旅館街の従業員
旅先でも筋肉の鍛錬を怠りたくない人たちにとっては、最高・最適な旅行先として選ばれるでしょうし、これが全国に広がれば「筋肉ワーケーション」という市場が生まれるかもしれません。
※新規事業100のカテゴリーは、私の思いつく観光系新規事業を日々書き留める場所。
一緒にやれそうなときはぜひ声をかけてください。
100までやります♪