旅館に仕事小屋 24/100

新規事業100

最近、個室型ワークスペース「テレキューブ」のCMをよく見かけます。
ビルのオープンスペース等に電話ボックス型のワークスペースがあり、外部からPC画面をみられたり、会話を聞かれたりしないで集中して仕事をしたいときやWebミーティングがあるときなどに一時間1000円程度で利用できます。デザインもどんどんスタイリッシュになってきており、設備には無線LAN、モニター、電源、エアコンも完備、使い勝手も上がっています。また、JR東日本はSTATION BOOTHとして駅構内に個室ワークボックスを展開、東京メトロも富士フィルムと組んで同様のボックスを地下鉄に展開するなど、今後ますます広がりが期待できます。

リモートワークが進み、オフィス以外での仕事時間が増えることでこういった新しいサービスが広がるのはとても便利でありがたいと思います。

同じようにコロナ禍とともにこの一年くらいで急速にネット広告が増えているのが「小屋」の広告。
自宅の庭に3坪くらいの小屋を建てて、リモートワークをしよう、という提案です。

都心部以外であれば、基本的に3坪以内の小屋を作るのは届け出はいらないようです。
細かくいえば、都市計画区域以外で、防火地域・準防火地域でなく、すでに住宅が建っている土地に床面積が10㎡以内の小屋を建てる場合は建築確認が不要です。プロに聞く方がいいですが。。。(笑)

今流行しているのは、これまでのプレハブの物置的な小屋ではなく、北欧風、欧米風、ログキャビン型など、おしゃれな小屋が主流。DIYで作ることもできます。
ついにMUJIも「無印良品の小屋」として全国販売をはじめました。

いつかほしいですよね~、かっこいいですよねぇ~
そんな気持ちを満たしたいので、それが旅館でできたらなぁという提案。

リモートワークの広がりとともに認知が高まった「ワーケーション」ですが、利用者の最大の不満は宿泊施設で仕事をしようとしたところ、客室内でWi-Fiがつながらない、不安定、弱い等、通信の問題が大きいようです。
それともうひとつ。
客室以外にもコワークスペースを用意してワーケーション対応してくれる施設が増えていますが、結構本気でほしいのが、Webミーティングや電話対応などのための個室スペース。

敷地内にもしスペースがあるならば、かっこいい個室の仕事小屋があればなぁ。と思っています。
個室専用のWi-Fiを引いていただき、安定した通信でWebミーティングができると実にありがたい。
客室=寝室での仕事時間ではワーケーションのうち、「ケーション」部分が不足しています。

コストのかかる話なので簡単ではないでしょうが、
地元建築会社に協力していただきショールームとかモデルルームとしてワーケーションに使用してもらい、気に入ったら小屋ごと販売するとか、導入方法はあるかもしれませんね。

※新規事業100のカテゴリーは、私の思いつく観光系新規事業を日々書き留める場所。
 一緒にやれそうなときはぜひ声をかけてください。
 100までやります♪