移動する特等席 25/100

新規事業100

コロナ禍が続きに続き、まもなく3度目の春を迎えてしまいます。
人の集まるイベントが恋しい。。。
お祭りや花火大会が中止になったまま、なかなか復活できないのは「密」になるから。
夏のフェスなどもってのほか。
などなど、さまざまな意見を聞けば聞くほど、何もできない日々が続いています。

でも、そろそろ復活に向けた準備をしたほうがいい時期でしょう。

ただし、以前と全く同じというわけにはいかない。
感染を心配する人たちが安心してイベントに参加できる工夫が求められる。コストもかかる。
でもそこにビジネスチャンスが生まれるかもしれませんね。

全国各地域ではお祭りや花火大会を開催してきましたが、ほとんどは参加無料、観覧無料。
ものすごい密の状態で、見学したり、屋台を巡ったり。

ねぶた祭りや阿波踊り、祇園祭等の超有名で大規模な祭りは桟敷席を設けて、一定の収益が得られるしくみを持ったところもありますが、今思えば、その桟敷席も結構な「密」。

そこでなんですが、「密」を避け、貸切でゴージャスに祭りや花火大会を楽しめる「移動型特等席」が生まれてもいいのではないでしょうか?
人気アーティストの全国ライブで機材を運ぶ大型トラックや渋谷とかでミュージシャンの新譜を宣伝しながら走っているアドトラックのようなものをイメージしてください。

大型トラックがお祭りや花火大会のメイン会場に乗り込む。
荷台のウイング扉が開くと、豪華な貸切特等席があらわれる。
スペシャルチケットを購入したゲストだけがそこから特別観覧できる。

おそらくチケット代はひとり数十万円でしょうが、それくらいのお金を払ってでも特別な場所で、特別なお酒・お料理をゆっくり楽しみながらひろびろと過ごせるという需要はあるのではないでしょうか?
訪日インバウンドの超リッチな外国人からすれば安いものです。

もちろん、トラックですから設置スペースが確保できるのであれば、全国どこへでも行くことができます。車両はトラックではなく、トレーラーにしておいて、コンテナを改造した「移動型特等席」にするのもいいですね。リゾートで仲間と一緒にコンテナグランピングしている状態からコンテナだけをトレーラーに積んでそのまま花火大会の会場へ。
最高の場所で仲間だけの空間。そして、大音響とともに大きな花火が打ちあがる。

いい感じですね~

意外とできちゃうかも。

※新規事業100のカテゴリーは、私の思いつく観光系新規事業を日々書き留める場所。
 一緒にやれそうなときはぜひ声をかけてください。
 100までやります♪