SCRAPさんが手がけて大ヒットしたリアル脱出ゲームですが、今や全国15ヵ所に拠点が広がっています。コロナ禍で拡大スピードは落ちたものの、これからまだまだファンを巻き込んで広がっていくスペシャルコンテンツだと思ってます。
もともと街中に謎をセットして楽しんでいた遊びが始まったらしいのですが、今ではリアルなセットが用意された空間で制限時間内に様々な謎解きゲームをクリアして楽しむインドアエンターテインメントとして成立しているところまでフォーマットを作り上げた点が素晴らしいですね。
ゲームによって時間はさまざまで概ね30分~120分程度で楽しめます。
旅ナカのコンテンツとしてはとっても親和性が高いのではないでしょうか?
参加者の多くは20~30代の会社員。一回あたり3,000円程度の参加費。
なんと累計で約600万人の参加者。リピーターもしっかりついています。
今のところ大都市を中心にリアル店舗を展開していますが、観光地、温泉街にあってもおかしくないですよね。
この市場は急拡大していますので、リアル脱出ゲームさんだけでなく、松丸亮吾さんの率いる東京大学謎解き制作集団AnotherVisionとかも参戦して活性化しているところです。
これまでのクイズやなぞなぞとは違い、デザイン的にも楽しいし、ストーリー性の高いので、そこに地域色を漬ければ旅ナカの新しいコンテンツとしても注目を集めるでしょうし、チームで参加するものについては企業のチームビルディングにも効果があるようです。
単発のイベントとして地域で誘致するケースが多いですが、こういう強いコンテンツは観光地に常設でもいいのではないかと思います。アフターコロナに向けた宴会場・パーティースペースの見直しの際、活用案の一つとしていかがでしょう。
※新規事業100のカテゴリーは、私の思いつく観光系新規事業を日々書き留める場所。
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