48なので、会いに行ける観光ガイド 48/100

今回は48回目の記事なので、はじめからこの投稿に決めてました(笑)
会いに行けるアイドルならぬ、「会いに行ける観光ガイド」です。

観光ガイドのアップデートの必要性については
城好きが集まる街を作る 38/100
ローカルガイド育成スペシャルチーム 32/100
「二刀流」タクシードライバー 21/100
観光ガイドのポータルがほしい 14/100
美術館が好きになる ミュージアムハック 11/100
などの投稿に折に触れて書いています(結構多いですね~)が、
・地域の若者の新しい職業として
・地域と旅行者との接点を深めるため
とても重要な役割を担うと考えています。

設定としては、
①予選会
②パフォーマンス
③コミュニケーション
で考えています。

①予選会
 観光地の駅前にTED的なミニステージを作り、当日の担当ガイドが順番にプレゼンを行う。
 来場者は電車から下りてきた旅行者。
 ガイドは自己紹介とともに自分の得意領域を話し、当日のガイドの見どころを映像や写真で熱弁。
 所要時間、周遊ルート、料金を伝えてプレゼン終了。
 そのガイドさんが気に入ったらそのツアーに参加。

②パフォーマンス
 ガイドツアーのこと。
 初めての参加者には地域の歴史や風土文化をお話ししながら観光ガイドを楽しんでいただき、リピーターにはガイドの個性を発揮して、スイーツ巡りに案内したり、植物だけ、地形だけのスペシャルガイドだったり、自転車で巡ったり、これまでの観光ガイドとは違ったパフォーマンスで参加者を楽しませてくれます。単にガイドさんと街中を散歩するだけでもいいかも。
 ※「品」(ひん)が大事です(笑)

③コミュニケーション
 参加していただけるかどうか、また来てもらえるかどうかはガイドさんの実力とコミュニケーション能力次第。ガイドパフォーマンスをしている時間中は一方的に知識を披露するのではなく、参加者の興味や旅の目的などを聞き出して、参加者に合わせたガイディングをすることにより、「客がつく」状態になっていきます。

<ガイドフィー>
 ガイドさんの実力に応じて料金が変わります。
 これまでは地域で統一的なガイド料を公示して、ボランティアガイドさんが対応してきましたが、この方式では主語がガイドさん個人となりますので、ガイドさんが自ら値決めして販売します。
 初心者で自信がない場合には低価格でやってみる。常に満員御礼のガイドさんは1時間5000円/人をいただいても参加者は納得してくれる。ここに競争が発生してガイドさんの実力も上がり、観光のエンタメ性も高まっていく。

こんな感じで企画を考えているのですが、男性でも女性でも地域に住んでいる若手の方が、アルバイト感覚で始められるだろうし、そこからはじめてうまく回りだせば食っていけるくらいにならないものかと考えます。
つまり、●●総選挙ではないですが、リピーター=ファンの数が読めれば収入も安定するという構造にしたほうがよいと思っています。月々の収入が見えなければなかなか本業としてやろうとは思いません。学生時代からバイトとして、仕事を持ってからでも副業として、週末ガイドの仕事をはじめて徐々に本業化していくものありです。

このアイディアは一定程度の観光客が見込める地域でないと成り立たないかもしれませんが、観光地域ごとにこういった仕組みを作り、観光ガイドの面白さや案内のバリエーションを広げ、観光をエンタメ化する新しい取り組みとして行けるといいのではないでしょうか?

見る、食べるから「会いに行く」
「会いに行ける観光ガイド」・・・旅の目的を変えるくらいのパワーがあるのではないでしょうか。

※新規事業100のカテゴリーは、私の思いつく観光系新規事業を日々書き留める場所。
 一緒にやれそうなときはぜひ声をかけてください。
 100までやります♪