新規事業100

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ゼロウェイストおみやげという発想 63/100

かつて国内、海外のおみやげ品を扱う商事会社に7年ほど出向していました。海外旅行に行く前に事前におみやげをオーダーすると旅行後の自宅におみやげがまとめて届くという仕組み。当時は日本人も海外旅行に行くことがまだ珍しかったので、いわゆる中国人の「爆買い」のごとく、現地ではブランド品やらおみやげ品やらを買いあさっていました。私も添乗員として同行することが多かったのですが、免税店ではたっぷりと時間をとらないRead More...
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通年観光=地域の日常を旅する新しいカタチ その2 62/100

通年観光=地域の日常を旅する新しいカタチ 58/100 では、最近よく耳にする「通年観光」について、私なりの定義を書いてみました。 通年観光は旅行者が町の営みに参加すること。ordinary = everyday life通年観光では「地域の日常の中に旅行者が存在している」という姿をイメージしており、外から来たお客様ではなく、日常の中では、どちらか片方がメリットを提供する関係性ではなく、対等な関係Read More...
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何度も来ていることを自慢できる体験プログラム 61/100

今年はアフターコロナに向けて、観光復活のためのさまざまな施策が始まる年となりそうです。コロナ前に盛り上がりつつあった訪日インバウンド外国人対象の体験プログラムがいったん消滅し、これから開発される体験プログラムは当面、日本人をターゲットとして密を避けたアウトドアやアドベンチャーがキーワードになりそう。さらに2~3年後の訪日インバウンドの本格的な復活に向けて、外国人向けの体験コンテンツを再構築する時期Read More...
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すごい写真を撮らせてくれる体験がほしい 60/100

長年観光産業に携わっていて、全国・全世界を旅する機会に恵まれました。そのせいか、気がつけば写真を撮るのが趣味になりまして、季節ごとに旅先で出会った風景写真をSNSにコツコツとアップさせていただいています。 2022/4/1 神奈川県秦野市蓑毛 薄墨桜 機材には全くこだわるタイプではないので、デジタル一眼カメラは持っているものの、標準のカメラキットのまま。レンズも新たに買ったものはありません。でもやRead More...
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産業観光という名の求人ツアー 59/100

最近、ますますCMが増えているのが就職サイト、転職サイト、アルバイト求人サイト。少子化による求人難に加え、かつてより労働力の流動化が進んだことによるミスマッチ退職の増加の傾向に加えて、コロナの影響により「きつい、汚い、危険」といわれる3K業種から外国人労働者がいなくなってしまったことによる人手不足。以前は紙媒体で求人情報を探して、一件一件電話でコンタクトをとっていた時代とは大きく変わり、スマホアプRead More...
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通年観光=地域の日常を旅する新しいカタチ 58/100

最近、いろいろな場面で「通年観光」という言葉をききます。反対語は「イベント観光」。地域の自治体が観光人口を増やすためにわかりやすくカウントできるのが「祭り」「イベント」等の一過性であり、かつ場所が特定できるもの。観光庁のルールによると年間の入込客数が1万人以上の観光地を観光地点として選定し、全観光地点の入込客数情報を収集し、入込客数合計を求めるのですが、同一の観光客が複数の観光地点を訪れたケースでRead More...
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こどもたちが自由に自然観察できる場所がない 57/100

日曜日の朝放送中の「所さんの目がテン」という番組の中で展開している荒れた里山を再生させるプロジェクト「かがくの里」をご存知でしょうか?放棄耕作地を耕しなおし、水を引き、作物を植える、森の下草を刈り、そこで暮らす環境を整えると動物や昆虫が戻ってくる。人と自然の共生を見せてくれる壮大な実験。環境省・グッドライフアワード実行委員会特別賞を2年連続で受賞しました。 ニホンミツバチの生態やふくろうの営巣、うRead More...
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勝てる地方民泊!ステイケーションメニューを増やす 56/100

コロナ禍も収まりつつあるここにきて、地方民泊がとても気になっています。時間にしばられない、狭さを感じない、自分たちだけの空間。好きなものを持ち込んで、好きな時間に食べる。周りを気にせず夜通し語り合うのも楽しい。 この自由度がアフターコロナで解放感を求める人たちにはピッタリじゃないでしょうか? すでに女子会を中心に国内の民泊市場は広がり始めているようです。今後、地方の「リノベ済み庭付き古民家」は人気Read More...
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とりいそぎ観光DXで実現したい旅ナカ満足 55/100

観光DXといえばMaaS(Mobility as a Service)といわれるほど交通機関と観光のシステム連携・データ連携についての取り組みが盛んです。今や全国ここかしこで実証実験が進んでいますが大半が大手の交通機関主導であり、中小事業者の集まる観光事業者はなかなかついていけません。私の中では仮にシステム的に電車とバスとレンタルサイクルがシームレスに一つのアプリ上でデータ連携しても、それはそれでRead More...
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新しい民泊ブームは地方のファミリールーム型へ 54/100

2018年6月15日に住宅宿泊事業法(いわゆる「民泊新法」)が施行され、住宅宿泊事業者は届け出をすれば、民泊を行えるようになりました。当時は新法施行前までにガッツリもうけていた無届の宿泊営業の事業者を何とかして規制するための法律でしたから、地域住民とのトラブル回避(ゴミとか騒音とか)、テロの防止、風俗営業抑止等のネガティブ要因の排除のため、既存の旅館業の保護のため、さまざまな規制で「縛り上げた」たRead More...